【カラーリング用語】


【アクセントカラー】

装いにポイントをきかせるため、配色上用いる強調色のこと、ハイライトとして使う色、強調させるために加える色。

【アミノ・ダイ】

総合的な有機的科学染料。アニリン染料、コールタール染料とも呼ばれる。

【亜硫酸水素ナトリウム】

還元作用があるため酸化防止剤として、染毛剤などに用いられる。また、漂白剤として特殊な化粧料に用いられる。

【ウィービング(メッシュ)】

へアカラー毛と新生毛との境界線を目立たなくするテクニツク。コームツールを使って縫うように、スライスした毛束から一定問隔で引き出した細かい毛束 (チップ)にカラーを施す。その結果力ラーの入った毛束と入らない毛束ができ、この色の凸凹が髪の動きや軽さを出す。また地毛が残っていることで、新生毛 が伸ぴてもさほど違和感なく調和する。

【過酸化水素水】

無色で収かん性がある。酸性剤で、アルカリ性溶液の中で作用が著しい。メラニン色素を漂白したり、酸化染料を発色させるのでプリーチ(脱色)剤やヘア力ラー剤として使用される。オキシドール等消毒剤としても使用する。

【カラーチャート】

力ラーサンプル(色見本)のこと。

【カラーテスト】

放置時間後に毛束を少し取ってカラー剤を取り除き、発色を見ること。

【カラーリスト】

へアカラーリングのみをサロンで専門に受け持つ技術者。日本ではまだ馴染みが薄いが、欧米では大きな信頼が寄せられ、活躍著しい。本来の意味は「色彩に巧みな画家」。公的な資格や免許はない。

【クッキングタイム】

放置時間のこと。

【クリスタルカタリスト】

発色促進剤。

【クリニック・カラー】

ストレスによる円型脱毛症等で、部分的に集中して白髪になってしまった場合に施す力ラーリング。できるだけ健康な地毛に近い色に染めるのがポイント。根元からしっかり、ムラを出さないよう多めに塗る。

【クレイジーカラー】

原色や蛍光色など、極めて明るい色彩のカラーリング。

【スポイティングメッシュ】

スポイトにカラー剤を入れ、フリーハンドでメッシュを入れる。

【スライシング】

毛髪を薄く分けること。スライスした一片がパネル。

【セクショニング】

プロッキングのこと。正確に行わないと色ムラになるので、力ラーリングでは重要。

【チップ】

ウィービングによって引き出した細かい毛束のこと。これにへア力ラー剤を塗布する。

【トーンアップ】

トーンを明るくすること。アル力リ力ラーの場合のみ補助剤として、1液にプリーチ剤を加える。白髪染めにもテザイン力ラーにも応用可能。

【トーンダウン】

トーンを暗くすること。

【ハイライト】

最も明るい部分、強調する、際立たせること。

【ブリーチ】

脱色すること。毛髪のメラニン色素を破壊することで起こる。塗布時間により様々な色になるので、カラーをより鮮明に入れるために、いったんブリーチすることが多い。

【ブリーチメッシュ】

プリーチ(脱色)剤により髪の色調を変化させるメッシュの方法。

【フロントメッシュ】

立ち上げるフロントにヘアカラーでポイントをつけていく。カラーリングバージンにお奨め。

【へナカラー】

植物性のトリートメント力ラー剤。インド原産の八ープの一種、へナを使用する。ナチュラルへナ(赤味を帯ぴたオレンジのレッドヘナと、赤味のないプラウン ヘナの2種類)とプラックヘナがある。プラックヘナは発色作用はないが、鉄分を多く含みトリートメント効果を発揮する。白髪のみに色が入るので黒髪には効 果が期待できない。ナチュラルヘナとプラックヘナの配合により、オレンジがらプラウンまでのトーン調整が可能だがパーフェクトの希望色にするのは不可能。 頭皮に付いてもかぶれにくく、景近はポディペイント用にもよく使われている。

【ベルト】

ホイルを四つ折にしたもの。ラッピング時のホイルを留める。

【ポーラス状態】

「ポーラスporous」とは「多孔性の」「浸透性の」という意味。力ラーリングにおいてはプリーチ剤や力ラー剤が、浸透し効果を発揮している状態。プリーチの場合は放置が20分を過きると、このポーラス状態になるので、トーンの細かいチェックが必要。

【メッシュメジャー】

等間隔の毛束にトーン(明るさ)の違う力ラーリングを施した、いわば力ラーの「色見本」。頭にメジャーをのせ実際にメッシュが入るとどんな仕上りになるのかを説明するのに使う。

【ラッピング】

カラー剤を塗布したチップを、アルミホイルで包むこと。ホイルを使うのは保温効果があるため。ホイルがシワになると薬剤がムラづきしてしまうので、シワにならないよう注意。


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